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    <title>丹青人語</title>
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    <title>もう一つの朱</title>
    <description>長岳寺で紅葉を愛で、重要文化財の庫裏（くり）でそうめん（にゅうめん）を味わってからJR奈良駅に戻りました。
そこからてくてくと歩いて墨の老舗製造会社の古梅園を斜に見ながら向かったのは「ならまち」と呼ばれる界隈です。
本当は杉岡華邨書道美術館にも寄りたかっ...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p><img src="images/361.jpg" width="300" height="225" alt="朱" class="pict" /></p><p>長岳寺で紅葉を愛で、重要文化財の庫裏（くり）でそうめん（にゅうめん）を味わってからJR奈良駅に戻りました。<br />
そこからてくてくと歩いて墨の老舗製造会社の古梅園を斜に見ながら向かったのは「ならまち」と呼ばれる界隈です。<br />
本当は<a href="http://www3.kcn.ne.jp/~shodou/">杉岡華邨書道美術館</a>にも寄りたかったのですが、午後4時を既に過ぎていたので今回は諦めて先を急ぎます。</p><p><img src="images/362.jpg" width="300" height="225" alt="特融寺の参道" class="pict" /></p><p>と言いつつも、途中に小さなお寺があったので、ふらふらと立ち寄ってしまいました。<br />
特融寺というこのお寺の参道らしき所だけ入ってみましたが、静かなならまちの中でもいっそう静かな佇まいで観光客の姿もなく、わずかな黄葉がありました。<br />
ひっそりと花も咲く特融寺は、このようなお寺です。</p><p><img src="images/363.jpg" width="300" height="225" alt="特融寺の案内板" class="pict" /></p><blockquote><p>当寺はもと南都七大寺の一、元興寺の境内にあり、観音堂とも別時念仏の道場であったとも伝えている。室町時代、元興寺が土一揆で罹災したため本尊を現在地へ移し、天正十八年（一五九〇）融通念仏の檀家寺院として復活した。</p><p>本堂は寛文七年（一六六七。県文）休岸上人の再建。木造阿弥陀如来立像を祀る。頼朝公の妻北条政子念仏であったという。<br />
境内には毘沙門堂（寛永九年。市文）観音堂、地蔵堂、方丈、庫裏（慶長十六年。もと本堂）鐘楼等、時代別の堂宇が軒をつらね、観音堂本尊は平安初期作子安観音立像である。大和北部八十八ヶ所四番札所で「願ひをばかけてぞむすぶ結肌帯たはやすくしも解かせ給ひぬ」の詠歌がある。幕末の頃、観音の子育て信仰にあやかって寺子屋が開かれ、明治五年の学制「魁化舎第三番小学」と改まり、のち西木辻八軒町に移って現在の奈良市立済美小学校に至っている。</p><p>当寺は平城京の外京、六坊大路にあたり、藤原不比等の孫、右大臣横佩豊成の宅跡とされる。折口信夫の小説「死者の書」で知られた豊成の娘中将姫は当地で育ち、少女時代継母にいじめられた。「虚空塚」「雪責松」など受難のあとが随所に残されている。</p><p>観音堂裏に父子の石塔（鎌倉時代）がある。戦国の世、梟勇松永弾正久秀が多聞城の石垣を築くため、近郊の石塔を徴発した。右の石塔にも徴発の手が及んだので、当寺の一代で連歌師の心前上人が「曳残す花や秋咲く石の竹」と詠み、危うく難を逃れたという。</p><p>什物に奈良時代の木心乾漆仏断像はじめ貞亨元（甲子）年当麻曼荼羅、狩野永梢・勝山琢眼筆花鳥山水襖絵五十面等があり、断像は仏像の内部構造を知る上で貴重な資料となっている。</p><p>なお、融通念仏宗とは平安時代の僧、良忍上人の創唱で、自他の念仏が融通して、一遍の念仏にも億百万遍の功徳が籠ると説く教え。俗に「大念仏」といい、河内大和を中心として畿内に広がっている。</p></blockquote><p><img src="images/364.jpg" width="300" height="225" alt="特融寺に咲く花" class="pict" /></p><p><img src="images/365.jpg" width="300" height="225" alt="特融寺の黄葉" class="pict" /></p><p>特融寺を出て、さらに南に歩き続けます。<br />
辺りは暗くなり始め、気温もだいぶ寒くなってきました。<br />
しばらく歩くと、右上に目的地の目印を発見。</p><p><img src="images/366.jpg" width="300" height="225" alt="木下照僊堂の目印" class="pict" /></p><p>目印の右側に「朱」、左側に「木下照僊堂」の文字。<br />
ここは、おそらく日本で唯一の印泥（朱肉）を製造する<a href="http://www.kinoshitashousendou.co.jp/">木下照僊堂</a>です。<br />
印泥のほか篆刻用の朱墨も造っているこちらには、「朱」つながりで伺いたいと思い立ったのです。</p><p><img src="images/367.jpg" width="300" height="225" alt="木下照僊堂のショーウィンドウ" class="pict" /></p><p>ショーウィンドウに飾られた鮮烈な朱に魅せられて写真を撮っていると、すぐ横に近寄ってきた少年から「何してるの？」と声を掛けられました。<br />
「綺麗だから写真に撮っているんだよ」と答えると、「キレイでしょ」となにやら誇らしげに言葉が返ってきました。<br />
聞くと、この木下照僊堂の身内の少年だそうで、扉を開けて中に入っていきました。<br />
こちらも遅れて中に入ってみると、たくさんの種類の印泥や朱墨がありました。</p><p><img src="images/368.jpg" width="300" height="225" alt="木下照僊堂の中に置いてある朱の数々" class="pict" /></p><p>当主の木下勝章氏はとても気さくな方で、いろいろな質問にも気軽に答えてくれました。<br />
食べ物など最近の中国製品への不信感からか、木下照僊堂の印泥は今まで以上に評価されてきているそうですが、なにしろ使う量がどうしても少ないので苦労も多いそうです。<br />
こちらでは朱のほかに糊も製造しているのですが、これについて質問すると元々が膠屋（膠は日本画の絵具を定着させる接着剤で、墨造りにも使用される）であったのと、朱だけでは大変だから、とのことでした。</p><p><img src="images/369.jpg" width="300" height="225" alt="木下照僊堂のさまざまな朱" class="pict" /></p><p>朱とは全く関係ないところですが、こちらの当主はパソコンが一般的になる以前からパソコンをいじっていたそうで、<acronym title="Disk Operating System">DOS</acronym>がどうのと、意外なところで話しが弾みました。<br />
また、<a href="http://sc-smn.jst.go.jp/">サイエンス チャンネル</a>というスカパーの番組でも取り上げられ、それがインターネットで見られることも教えてもらいました。<br />
これはサイエンス チャンネルのホームページで、番組検索を<strong>朱色・朱墨</strong>として検索すると無料で見られますので、興味がおありの方はご覧になってみてはいかがでしょうか。</p><p><img src="images/370.jpg" width="300" height="225" alt="朱墨の数々" class="pict" /></p><p>だいぶ遅い時間にお邪魔しましたのでご迷惑をお掛けしましたが、朱墨はだいたい2月頃に製造するそうなので、その頃に改めて見学をさせてもらえることになりました。<br />
当主が伝統的な朱墨について「残したい」と語るさまに、なにか力強さのようなものを感じました。<br />
本当に、末永く残ってほしいと思わずにはいられません。</p><p><img src="images/371.jpg" width="300" height="225" alt="木下照僊堂の看板と暖簾" class="pict" /></p><p>朱は古来よりめでたい色として使用されてきました。<br />
朱色で描かれた竹の絵は「朱竹図」と呼ばれ、吉祥画（おめでたい内容の絵）の伝統的な題材となっています。<br />
初詣に行かれた際には、朱塗りの鳥居にも目を留めてみてはいかがでしょうか。</p><p>2008年のブログ「丹青人語」は今回で終了です。<br />
閲覧していただき、誠にありがとうございました。<br />
また来年も、宜しくお願いいたします。</p><p>それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ。</p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>旅行</dc:subject>
    <dc:date>2008-12-26T11:00:36+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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    <title>長岳寺の庫裏</title>
    <description>長岳寺の紅葉をたっぷり堪能した後は、受付のすぐ隣にある庫裏（くり）に向かいました。
実はこの長岳寺、紅葉・仏像だけではなく、大和名物の三輪手延べひねそうめんを味わうことができるのです。
たっぷり歩いたうえに時刻も3時頃になっていたので、受付で食券を購入...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p><img src="images/352.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の庫裏" class="pict" /></p><p><a href="http://blog.tanseido.net/?eid=818004">長岳寺の紅葉</a>をたっぷり堪能した後は、受付のすぐ隣にある庫裏（くり）に向かいました。<br />
実はこの長岳寺、紅葉・仏像だけではなく、大和名物の三輪手延べひねそうめんを味わうことができるのです。<br />
たっぷり歩いたうえに時刻も3時頃になっていたので、受付で食券を購入して庫裏前の門をくぐりました。</p><p><img src="images/353.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の庫裏についての高札" class="pict" /></p><p>広くはありませんが美しい庭園には庫裏についての高札があり、説明文が書かれていました。</p><blockquote><h3>国重要文化財　旧地蔵院（寛永七年）<br />
国重要文化財　旧地蔵院持仏堂（寛永八年）</h3><p>長岳寺四十八ヶ坊の塔頭（子院）の内、唯一残った塔頭で江戸時代初期に再建されたものである。内部は書院造りとなっており、屋根は杉皮を用いた大和葺きであるが玄関及び持仏堂の屋根は檜皮葺きである。美しい庭園が付属している。</p></blockquote><p><img src="images/354.jpg" width="300" height="225" alt="庫裏にあった笠や甕" class="pict" /></p><p>庫裏の中に入ると、左の壁に笠と鬼か何かの面のような焼き物が掛かっており、床には「形ある物必ず壊れる」とでも言いたげに口の壊れた甕が置かれていました。<br />
弱い光を灯す明かりだけが照らす室内は薄暗く、紅葉の華やかな彩りとは対照的に落ち着きのあるものです。</p><p><img src="images/355.jpg" width="300" height="225" alt="庫裏を照らす明かり" class="pict" /></p><p>入り口とは反対方向からも外に出られ、その先にある小さな建物がどうやら調理場のようだったので、そちらに食券を持って行きました。<br />
鍋から湯気が噴き出している建物の中には年配の女性がいて、洗い物をしているところへ食券を渡しました。<br />
庫裏内に戻り席に座るとすぐ熱いお茶を持ってきてくれたので、ひとまずそれをすすりながら辺りを見回し、にゅうめん（冷やしそうめんは5月から9月頃）を待ちます。</p><p><img src="images/356.jpg" width="300" height="225" alt="庫裏の中" class="pict" /></p><p>最近ではなかなか目にすることもなくなった竈（かまど）が幾つも並んでいましたが、実際に使われているのでしょうか？<br />
もしかしたら、この長岳寺で起居するお坊さんが調理に使っているのかもしれません。<br />
本当に立派な竈でした。</p><p><img src="images/357.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺のにゅうめん" class="pict" /></p><p>そんなことを考えているうちに、にゅうめんと沢庵、山菜の水煮が運ばれてきました。<br />
特に大盛りを注文したわけではないのですが、丼いっぱいににゅうめんが盛られ、にんじんや葱などが彩りを添えます。<br />
いかに暖かいとは言っても12月ですからそれなりに寒さも感じていたのですが、このにゅうめんを食べて体が温まりました。</p><p><img src="images/358.jpg" width="300" height="225" alt="庫裏内から見た外の景色" class="pict" /></p><p>考えてみると、重要文化財の中でにゅうめんを食べるなど、なかなかできない経験ではないでしょうか。<br />
500年近くも前から存在している建物の中でお茶をすすり、沢庵和尚が考案したと伝えられている沢庵を口にしながら、そんなことを考えてしまいました。</p><p>いつの間にか近くの机で調理の女性が長岳寺の小冊子を折る作業をしています。<br />
食事を終えて礼を言い、外へ出ようとする背中に「そろそろ寒くなるから」という気遣いの言葉が聞こえました。</p><p><img src="images/359.jpg" width="300" height="225" alt="庫裏側から見た門" class="pict" /></p><p>門はやわらかい太陽の光に包まれています。<br />
紅葉を見るために出掛けてきたのですが、随分と予想外の楽しみがあり、十分に満足できました。</p><p>柳本駅に戻ると、すぐ前に電車が行ってしまったらしく30分ほど待たなければいけないことがわかったので、改札口とは反対側のホームに渡る階段から長岳寺の方を眺め暇をつぶしました。<br />
そして、奈良駅に戻ったら、紅葉ではないもう一つの朱を求める気持ちになっていました。</p><p><img src="images/360.jpg" width="300" height="225" alt="柳本駅から見た長岳寺方面の景色" class="pict" /></p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>旅行</dc:subject>
    <dc:date>2008-12-22T08:05:38+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
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    <title>長岳寺の紅葉</title>
    <description>大門をくぐり抜けて先を行くと、左手に長岳寺拝観のための受付が見えてきます。近くにあった案内板には、次のように書かれていました。釜口山長岳寺
この寺は淳和天皇の勅願によって天長元年（八二四）六月に空海（弘法大師）が開基したと伝える真言秘法の大道場として知...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p><img src="images/319.jpg" width="300" height="225" alt="紅葉越しの長岳寺本堂" class="pict" /></p><p>大門をくぐり抜けて先を行くと、左手に<a href="http://www.chogakuji.or.jp/index.html"><strong>長岳寺</strong></a>拝観のための受付が見えてきます。</p><p><img src="images/320.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺への参道" class="pict" /></p><p>近くにあった案内板には、次のように書かれていました。</p><p><img src="images/321.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の案内板" class="pict" /></p><blockquote><h3>釜口山長岳寺</h3><br />
<p>この寺は淳和天皇の勅願によって天長元年（八二四）六月に空海（弘法大師）が開基したと伝える真言秘法の大道場として知られかっては本堂の外に五重塔、十羅刹堂 真言堂、経蔵、宝蔵、愛染堂、大師堂、宿堂及び寺中坊舎四二坊、外客坊、浴室などがあった。<br />
普賢院記録によれば嘉禄元年（一二二五）八月十二日西大寺の中興、興正菩薩が当寺別院律家霊山院の静慶に不動弥陀胎蔵秘道場観を受けている。また正中年中には奈良興福寺大乗院門跡の聖信、明応年中には同門跡慈尋がそれぞれ本願となっている。<br />
中世には広大な寺領を有し、室町時代の乱世には楊本氏の外護に預かったが、応仁の乱 また文亀三年（一五〇二）二月の兵乱に仏閣は炎上、天正八年（一五八〇）の指出にさいしては高三百石であったが、秀吉の時に寺領を没収された。しかし慶長七年（一六〇二）八月徳川家康は由緒を尋ね寺禄百石を寄せ境内地四五町歩を附し、以来朱印地として明治維新におよんだ。この寺も維新の変革で廃絶におよばんとしたが、民間に深く根ざした大師信仰によって寺運をとりもどし今日に至っている。<br />
現在、長岳寺には平安時代の楼門、同時代の造像銘のある本尊阿弥陀三尊像と旧地蔵院本堂、庫裏、五智堂、大門などの外、鎌倉時代の石仏等がある。</p></blockquote><p><img src="images/322.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の受付にいた猫" class="pict" /></p><p>受付では猫が毛繕いをしていました。<br />
小冊子を受け取り、まずは重要文化財となっている鐘楼門をくぐって境内に。<br />
左に本堂、右に放生池があり、まだまだ紅葉が色づいていました。</p><p><img src="images/323.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の鐘楼門" class="pict" /></p><p>放生池の脇にある道を歩き、境内を散策しながら紅葉の艶やかな彩りを楽しみました。<br />
赤・紫・黄に染まった落ち葉が散り敷かれる地面は静かな境内の雰囲気とも相まって、とても情緒のあるものです。</p><p><img src="images/324.jpg" width="300" height="225" alt="紅葉のじゅうたん" class="pict" /></p><p>ぐるりと回ると見ることができる石像は、弘法大師の像です。<br />
拝堂にも「弘法大師」の文字が見えました。</p><p><img src="images/325.jpg" width="300" height="225" alt="弘法大師の像" class="pict" /></p><p><img src="images/326.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の拝堂" class="pict" /></p><p>拝堂から本堂方面に戻るための石段には紅葉の門があり、目を楽しませてくれました。<br />
石段の脇にあるのは、地蔵石仏です。</p><p><img src="images/327.jpg" width="300" height="225" alt="石段と紅葉の門" class="pict" /></p><p>本堂の前に戻り中を覗いてみると仏像が見えました。<br />
ここには阿弥陀三尊（勢至菩薩・阿弥陀如来・観世音菩薩）や多聞天・増長天等の仏像が安置されていますが、これらは藤原時代の作で重要文化財となっています。<br />
そうした優れた美術品をごく間近に見られるのも、この長岳寺のいいところです。</p><p><img src="images/328.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の本堂" class="pict" /></p><p>また、たまたま狩野山楽の筆になる「極楽地獄図」も展示していました。<br />
これは9幅の掛軸からなる巨大な作品で、観る者を圧倒します。<br />
本来は11月30日までしか公開されていないらしいのですが、なぜか12月に入った今回の訪問時も公開されていました。</p><p><img src="images/329.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉" class="pict" /></p><p>本堂に団体らしい観光客がたくさんやって来たので、外に出て再び紅葉を楽しみました。<br />
塀では受付とは別の猫がまどろんでいました。<br />
暖かく静かな日でしたので、無理もありません。</p><p><img src="images/330.jpg" width="300" height="225" alt="塀でまどろむ猫" class="pict" /></p><p>ここからは、長岳寺の紅葉をたっぷり楽しんでください。</p><p><img src="images/331.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉1" class="pict" /></p><p><img src="images/332.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉2" class="pict" /></p><p><img src="images/333.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉3" class="pict" /></p><p><img src="images/334.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉4" class="pict" /></p><p><img src="images/335.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉5" class="pict" /></p><p><img src="images/336.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉6" class="pict" /></p><p><img src="images/337.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉7" class="pict" /></p><p><img src="images/338.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉8" class="pict" /></p><p><img src="images/339.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉9" class="pict" /></p><p><img src="images/340.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉10" class="pict" /></p><p><img src="images/341.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉11" class="pict" /></p><p><img src="images/342.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉12" class="pict" /></p><p><img src="images/343.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉13" class="pict" /></p><p><img src="images/344.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉14" class="pict" /></p><p><img src="images/345.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉15" class="pict" /></p><p><img src="images/346.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉16" class="pict" /></p><p><img src="images/347.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉17" class="pict" /></p><p><img src="images/348.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉18" class="pict" /></p><p><img src="images/349.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉19" class="pict" /></p><p><img src="images/350.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉20" class="pict" /></p><p><img src="images/351.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺の紅葉21" class="pict" /></p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>旅行</dc:subject>
    <dc:date>2008-12-18T12:46:54+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
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    <title>長岳寺への道</title>
    <description>先日、紅葉を求めてきましたので、その様子をご紹介します。紅葉狩りは古くから行われている行事で、関西圏では特に京都が紅葉狩りの名所というべき存在ですが、そのために紅葉を求める人が非常に多いので、今回は奈良にしました。
出掛けたのが12月4日なので少し時期を...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p><img src="images/306.jpg" width="300" height="225" alt="紅葉" class="pict" /></p><p>先日、紅葉を求めてきましたので、その様子をご紹介します。</p><p>紅葉狩りは古くから行われている行事で、関西圏では特に京都が紅葉狩りの名所というべき存在ですが、そのために紅葉を求める人が非常に多いので、今回は奈良にしました。<br />
出掛けたのが12月4日なので少し時期を逸していたのですが、その代わりにのんびりと風情を楽しむことができました。<br />
場所は、奈良県の柳本にある<strong>長岳寺</strong>という古刹です。</p><p>JR奈良駅から電車に揺られること約20分、JR柳本駅に到着しました。<br />
この駅は無人駅のようで駅員さんを全く見掛けず、切符は備え付けの箱に入れるかたちです。<br />
平日ということもあり降り立つ人も少なく、長岳寺方向に向かう人もいませんでした。</p><p>駅から東に伸びる道をのんびり歩きましたが、自動車の音もせず、まさに閑静の一言。<br />
途中、左手にこんもりと盛り上がった場所がありましたが、これは黒塚古墳というものでした。</p><p><img src="images/307.jpg" width="300" height="225" alt="黒塚古墳" class="pict" /></p><p>紅葉狩りに来て古墳を見ることになるとは思いませんでしたが、道に設置された案内板によれば長岳寺の近くにも古墳があるそうです。<br />
せっかくなので、予定を変更して別の古墳も見ることにしました。</p><p><img src="images/308.jpg" width="300" height="225" alt="崇神天皇陵" class="pict" /></p><p>国道169号を渡って上り坂を進むと左手にある崇神天皇陵が見えました。<br />
こちらは黒塚古墳よりも遥かに大きく、堂々としています。<br />
それもそのはず、崇神天皇は実在した可能性のある初めての天皇だそうです。</p><p><img src="images/309.jpg" width="300" height="225" alt="崇神天皇陵の前方部分" class="pict" /></p><p>前方部分の堀の水は干上がっており、小山のような不思議な物が露出していました。<br />
対して、後円部分の堀には水が満ちており、遠山の紅葉が映しだされています。</p><p><img src="images/310.jpg" width="300" height="225" alt="崇神天皇陵の後円部分" class="pict" /></p><p>後円部分を北に回り込むとすぐに池があり、それを見ながら進みました。<br />
道中にあったススキは風にゆらゆらと揺れています。</p><p><img src="images/311.jpg" width="300" height="225" alt="ススキ" class="pict" /></p><p>地図は出発前に確認していたので油断したらしく、いつまで経っても長岳寺には到着しません。<br />
それどころか、道はどんどん狭く急になり、山を分け入って進むことに…。<br />
もっとも、一人旅なのであまり気にせず、のんびりと行きました。</p><p><img src="images/312.jpg" width="225" height="300" alt="山道" class="pict" /></p><p>駅から出発して1時間ほど経った頃、ようやく長岳寺への案内板が見つかり、その傍らには石仏がありました。</p><p><img src="images/313.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺への案内板" class="pict" /></p><p><img src="images/314.jpg" width="300" height="225" alt="石仏" class="pict" /></p><p>空もあまり見えない山道をさまよいましたが、ようやく少し開けた場所に出て一安心。<br />
遠くには市街地が見えましたが、それが山中にいることを実感させてくれます。<br />
のんびり歩きましたが、それでもだいぶ登ったようでした。</p><p><img src="images/315.jpg" width="300" height="225" alt="遠くに市街地を見る" class="pict" /></p><p><img src="images/316.jpg" width="225" height="300" alt="道中の黄葉" class="pict" /></p><p>更に進むと黄葉も見え、いよいよ長岳寺が近くなったのでしょうか。<br />
足元にも綺麗な落ち葉があり、楽しくなってきます。</p><p><img src="images/317.jpg" width="300" height="225" alt="足元の落ち葉" class="pict" /></p><p>ほどなく長岳寺に到着しましたが、久しぶりにたっぷり歩いてしまいました。<br />
帰り際に見た案内図によると「歴史と健康の道 崇神ルート」を歩いてしまったようで、だいぶ迂回して到着したものです。</p><p><img src="images/318.jpg" width="300" height="225" alt="長岳寺周辺の案内図" class="pict" /></p><p>…と思ったのですが、帰ってから調べてみると、看板にも載っていない小道を歩いたようでした。<br />
とんでもない方向音痴ですが、楽しかったので良しとします…。</p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>旅行</dc:subject>
    <dc:date>2008-12-15T12:02:25+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.tanseido.net/?eid=783214">
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    <title>抹茶・この苦きもの</title>
    <description>子供の頃、大人の真似をしてコーヒーをブラックで飲み、思わず眉間にしわを寄せ、それでも我慢して飲み続けた、という経験をした方（とくに男性）は少なくないかと思います。
その苦さは、子供時代にはなかなか受け入れ難いものです。
それでも気が付けば、当たり前に口...</description>
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<p>子供の頃、大人の真似をしてコーヒーをブラックで飲み、思わず眉間にしわを寄せ、それでも我慢して飲み続けた、という経験をした方（とくに男性）は少なくないかと思います。<br />
その苦さは、子供時代にはなかなか受け入れ難いものです。<br />
それでも気が付けば、当たり前に口にすることができるようになっていた、というのもまた多くの方が経験したことではないでしょうか。</p><p>人間の味覚は成長するもののようで、苦味やワサビなどの辛味は「大人の味」と表現されることもあります。<br />
あれほど苦く感じられたコーヒーも、やがてその苦味ゆえの旨さを楽しむようになり、ワサビ抜きだった握り寿司もワサビの爽やかな風味とともに味わえるようになります。<br />
そして、コーヒーやワサビが苦手な子供に「大人になれば、わかる」などと言うことすら、さして抵抗も感じなくなります。</p><p>ところで、関東辺りでは京都・奈良が中学生の修学旅行の定番です。<br />
鹿に鹿煎餅をあげたり、金閣寺の派手さに目を円くしたり。<br />
夕食後にはお寺に連れて行かれて、お坊さんの有難い？話が右から左に通り過ぎたり、初めて抹茶を飲んだり…。</p><p>（む）の抹茶初体験は、まさしくこうしたものでした。<br />
出された抹茶は冷めている上にひどく苦く、正直言っておいしくありませんでした。<br />
「抹茶は苦くてマズイもの」というイメージが、一瞬にして完成しました…。</p><p>以来、抹茶を口にすることはありませんでしたし、その機会もありませんでした。<br />
コーヒーの苦さに慣れたからといって、「抹茶を口にする」という発想にはならないものです。<br />
残念ながら抹茶は少しも身近な存在ではありませんでした。</p><p>苦い思い出がある抹茶との再会は、ほんの2年ほど前のことです。</p><p>京都に取引先を訪ねた帰り道、同行の人に連れられて<a href="http://www.ippodo-tea.co.jp/">一保堂</a>さんの<a href="http://www.ippodo-tea.co.jp/about/kaboku.html">喫茶室「嘉木」</a>に立ち寄りました。<br />
一保堂さんはお茶の専門店ですので、メニューも当然お茶ばかり。<br />
「お薄を」と相手が注文したので、こうした場合の常套句として「同じものを」と言ってしまいました。</p><p>運ばれて来るのを待つ間、これから口にするはずの抹茶の味を想像しつつ、「やっぱり無難にほうじ茶にでもしておけばよかっただろうか」などと考えてしまいました。<br />
やがて目の前に置かれた抹茶の色は、いかにも苦そうな緑色（白状すると、青汁色だと思いました）。<br />
すました顔をしながら、内心では少しばかり躊躇しつつ口に含みました。</p><p>（苦い…というほどでもない…逆に甘さも感じられる…不思議だ…抹茶なのに…「抹茶は苦くてマズイもの」のはずなのに）</p><p>口にした抹茶はさして苦いものではありませんでした。<br />
世間でも「抹茶はひどく苦いもの」というイメージをもたれているはずなのに、実際はそうではなかったのです。<br />
「抹茶は苦くてマズイもの」というイメージは、一瞬にして壊れました。</p><p>今では好んで抹茶を口にする（む）ですが、抹茶に対する誤解が解けたことは幸せなことのひとつです。<br />
「些細な経験」程度ですべてをわかったような気になってしまってはいけませんね。<br />
それを教えてくれたのは「抹茶・この苦きもの」かもしれません。</p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>茶を一服</dc:subject>
    <dc:date>2008-11-25T11:29:16+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.tanseido.net/?eid=743447">
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    <title>第2回21世紀関西女性絵画展のご案内</title>
    <description>第2回「21世紀関西女性絵画展」が、以下の日程で開催されます。
今展覧会は、「関西在住の女性作家による絵画」という共通点を除き、日本画・洋画、具象・抽象が一堂に会するという、非常にバラエティ豊かなものです。
経歴もさまざまな19人の閨秀作家による作品群は、...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p>第2回「21世紀関西女性絵画展」が、以下の日程で開催されます。<br />
今展覧会は、「関西在住の女性作家による絵画」という共通点を除き、日本画・洋画、具象・抽象が一堂に会するという、非常にバラエティ豊かなものです。<br />
経歴もさまざまな19人の閨秀作家による作品群は、見応え十分といえそうです。</p><p>なお、第2回を迎える今回は、<a href="http://www.nitten.or.jp/" title="日展のホームページに移動します">日展</a>会友であり<a href="http://www.tanseido.jp/school/c01.html">丹青堂文化教室（日本画・火曜日）</a>で指導されている<strong>鍵谷節子</strong>先生も作品を出品しています。<br />
お時間のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか？</p><p>第2回<strong>「21世紀関西女性絵画展」</strong><br />
会期：平成20年11月19日（水）〜11月23日（日）<br />
開館時間：10:00〜17:00（最終日は16:00まで）<br />
会場：<a href="http://www.artm.pref.hyogo.jp/" title="兵庫県立美術館のホームページに移動します">兵庫県立美術館</a>ギャラリー棟3階ギャラリー<br />
所在地：神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1<br />
電話番号：078-262-0908</p><p>※詳細は、会場までお問い合わせください。</p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>展覧会</dc:subject>
    <dc:date>2008-11-17T18:34:47+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.tanseido.net/?eid=784060">
    <link>http://blog.tanseido.net/?eid=784060</link>
    <title>和菓子の彩り</title>
    <description>仕事や家事の合間、ほっと一息入れようとお茶を淹れ、お菓子を口にする…。
古くはお菓子として自然の果物が食されましたが、甘いものを求める自然な欲求からでしょうか、やがて加工技術を使用した団子などのお菓子が誕生したようです。
現在にまで連なる加工技術の発達...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p><img src="images/305.jpg" width="300" height="225" alt="たねやの干菓子（部分）" class="pict" /></p><p>仕事や家事の合間、ほっと一息入れようとお茶を淹れ、お菓子を口にする…。<br />
古くはお菓子として自然の果物が食されましたが、甘いものを求める自然な欲求からでしょうか、やがて加工技術を使用した団子などのお菓子が誕生したようです。<br />
現在にまで連なる加工技術の発達の歴史は、多くの種類のお菓子を生み出しました。</p><p>日本でも<strong>和菓子</strong>と呼ばれる独自のお菓子が誕生し発展してきました。<br />
漫画「ドラえもん」に「どら焼き」や「きんつば」などが登場する和菓子は、水分の含有量によって「生菓子」「半生菓子」「干菓子（乾菓子）」の3種類に分類されています。<br />
3種類の分類から更に製法によって細かく分類されるのですが、生菓子は「おはぎ」、半生菓子は「最中（もなか）」、干菓子は「落雁（らくがん）」などが知られています。</p><p>最近、仕事帰りに近所のデパートで<a href="http://www.ippodo-tea.co.jp/">一保堂</a>さんのお茶を買ったことがあったのですが、出口に向かって歩きながら何を見るともなく売り場を眺めていると、色鮮やかな物が目に留まりました。<br />
思わず近寄ってみると、とても美しい干菓子の見本でした。<br />
普段は和洋問わずお菓子をほとんど口にしないのですが、この干菓子の美しさが忘れられず、数日前に買いに行ってしまいました。</p><p><img src="images/303.jpg" width="300" height="300" alt="たねやの干菓子（全体）" class="pict" /></p><p>秋という季節柄、紅葉（カエデ）や黄葉（イチョウ）、キノコにギンナン…。<br />
春になれば桜などが入るのでしょうか。<br />
洋菓子の彩りはおしなべて抽象画のようですが、この干菓子は写実画のようでもあり、生菓子は光琳菊のような伝統柄を意匠したり和歌に詠まれた情景を象徴させたりとバラエティ豊かで、食べ物の範疇を超えているようにも思います。</p><p>お味のほうはというと、どれも甘いことは甘いのですが、あっさりとした甘さから濃厚な甘さまで実にさまざま。<br />
また、ほのかな酸味があるものなど、甘いの一言では言い尽くせない豊かさがありました。<br />
総じて言えるのが、雪が解けるようにさらりと甘味が消え、しつこさがないということです。<br />
例えるならば、華やかさと慎ましさを併せもつ和装の美人、そのようにも感じました。</p><p>入れ物も木製の凝った物で、フタのつまみ部分が閉じた扇子の形をしているのも楽しい。<br />
この箱は大切に取っておこうと思います。</p><p><img src="images/304.jpg" width="300" height="225" alt="たねやの干菓子の箱" class="pict" /></p><p>11月15日の「七五三」に千歳飴を買ってもらった記憶は多くの人が共有するものだと思いますが、もちろん千歳飴も和菓子の仲間です。<br />
七五三だけではなく、雛祭り（上巳の節句）の「雛あられ」や端午の節句の「柏餅」など、日本人には人生の節目節目で和菓子を口にする機会があります。<br />
これを機に、今まで以上に和菓子を楽しんでみようと思います。</p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>茶を一服</dc:subject>
    <dc:date>2008-11-12T11:40:20+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.tanseido.net/?eid=771388">
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    <title>折り紙の日</title>
    <description>鶴、兜、奴（やっこ）さん。
日本人ならおそらく一度くらいは折り紙を折ったことがあると思います。
また、病気の回復などを祈って千羽鶴を折るという習慣はとくに珍しくなく、これは折り紙で鶴を折ることそのものが珍しくないということを表しているように感じられます...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p><img src="images/298.jpg" width="300" height="225" alt="折鶴" class="pict" /></p><p>鶴、兜、奴（やっこ）さん。<br />
日本人ならおそらく一度くらいは折り紙を折ったことがあると思います。<br />
また、病気の回復などを祈って千羽鶴を折るという習慣はとくに珍しくなく、これは折り紙で鶴を折ることそのものが珍しくないということを表しているように感じられます。</p><p>とはいっても、子供の頃には折り紙を折ったけれど大人になってからは…という方がほとんどではないでしょうか。<br />
もしかしたら、一般に折り紙は「子供の遊び」と思われているのかもしれません。<br />
スーパーなどのお店では明らかに子供向きと思われるデザインの折り紙が販売されていますが、大人向きと思われる折り紙は和紙の専門店にでも行かないと、なかなか目にすることができません。</p><p>でも、どちらかといえば大人向きと思える折り紙もなかにはあります。<br />
1797（寛政9）年に刊行された世界最古の折り紙の本といわれる「<a href="http://www.origami.gr.jp/Model/Senbazuru/" title="日本折紙学会の「秘傳千羽鶴折形」紹介ページに移動します">秘傳千羽鶴折形（ひでんせんばづるおりかた）</a>」。<br />
「<a href="http://www.city.kuwana.lg.jp/culture_sports_and_education_article_209.html">桑名の連鶴</a>」とも呼ばれるこの本に掲載されている複雑な折り図や完成形は、添えられた狂歌とも相まって大人向きと考えたほうが自然です。</p><p>「連鶴」とはたった1枚の紙から複数の鶴を折ったもののことですが、1羽だけの鶴を折るのは簡単でも、こちらは実際に折ってみるとなかなか難しく頭を使います。</p><p><img src="images/299.jpg" width="300" height="225" alt="拾餌（えひろい）" class="pict" /><br />
「拾餌（えひろい）」<br />
嘴だけが繋がった親子の鶴です。</p><p><img src="images/300.jpg" width="300" height="163" alt="稲妻（いなづま）" class="pict" /><br />
「稲妻（いなづま）」<br />
前後方向（嘴・尻尾）と左右方向（左右の羽）を同時に繋いでいるので細工が難しく、慣れるまでは頭も混乱しがちです。</p><p><img src="images/301.jpg" width="300" height="225" alt="八橋（やつはし）" class="pict" /><br />
「八橋（やつはし）」<br />
これは手間こそ掛かりますが、意外と簡単でした。<br />
ただ、「秘傳千羽鶴折形」の折り図は間違っているように思うのですが（対角線を繋げばいいと思っていたので、折り図はチラッとしか見ませんでした…）。</p><p><img src="images/302.jpg" width="300" height="225" alt="青海波（せいがいは）" class="pict" /><br />
「青海波（せいがいは）」<br />
「稲妻」の発展形で本当は9羽折るのですが、まだ練習中なので4羽で楽をしています。</p><p>写真はありませんが、「妹背山（いもせやま）」は辺の比率が1対2の長方形の紙を二つ折りにしてから（二つ折りで正方形となります）途中まで1羽の鶴として折り、最後に2枚重なった部分を取り出して折り目に沿って折ればいいので、いちばん簡単かもしれません。<br />
表が赤、裏が白の紙で折ると、紅白の鶴が羽で繋がっている夫婦のような鶴となります。</p><p>11月11日は「折り紙の日」です。<br />
久しぶりに童心に返って、お子さんやお孫さんと折り紙を楽しんでみてはいかがでしょうか？<br />
※連鶴の作品例は、リンクでもご紹介させていただいている「<a href="http://purple.ap.teacup.com/yaya/">SAKURA</a>」にたくさん掲載されています。</p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>茶を一服</dc:subject>
    <dc:date>2008-11-08T11:11:39+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.tanseido.net/?eid=771100">
    <link>http://blog.tanseido.net/?eid=771100</link>
    <title>番・いつもの</title>
    <description>京都では、普段口にするお惣菜のことを「おばんざい（御番菜）」といいます。
また、最近は野点（のだて、屋外でお茶を点て季節折々の自然と茶を楽しむ会のこと）や和風のお店の店先でしかなかなか目にすることのできないものの、かつては当たり前に使用されていた和傘を...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p>京都では、普段口にするお惣菜のことを「おばんざい（御番菜）」といいます。<br />
また、最近は野点（のだて、屋外でお茶を点て季節折々の自然と茶を楽しむ会のこと）や和風のお店の店先でしかなかなか目にすることのできないものの、かつては当たり前に使用されていた和傘を「番傘」といいます。</p><p>どちらにも「<strong>番</strong>」の文字が付いていますが、この番は「いつもの」「普段遣い」を意味する言葉です。<br />
ほかにも、身近な物として番の文字がついているものに、「番茶」があります。<br />
番茶もまた「いつも口にするお茶」という意味からそう呼ばれるといわれていますが、もしかしたら、「茶」そのものも普段から口にする飲み物という意味があるのかもしれないと思うことがあります。</p><p>茶とは本来「チャノキ」という植物を原料としたもので、烏龍茶や紅茶も広義にはチャノキを原料としています。<br />
違うのは細かい品種の差と加工の違いです。</p><p>一方で、昆布茶や麦茶などチャノキを原料としていないのに茶と呼ばれている飲み物もあります。<br />
昆布茶や麦茶。<br />
どちらかといえば改まった場よりも、日常生活のなかで口にする飲み物だと思うのですが、普段遣いということから茶と呼ぶようになったのかもしれません（勝手な想像ですが…）。</p><p>番茶はとりわけ普段から口にすることの多いお茶ですが、気楽にその味と香りを楽しむだけではなく、少々品に欠けますがガブガブ飲むのにも適しているように思います。<br />
（む）の場合はコーヒーや紅茶をある程度大量に飲むと、酸味がきつく感じられてしまいます。<br />
その点、番茶とくにほうじ茶はそうしたこともなく、大量に飲んでも香りや甘い味を楽しむことができます。</p><p>数日前から風邪をひいてしまい、熱を下げるのに熱いほうじ茶を大量に飲んで過ごしたのですが、汗をかきつつ少し朦朧とした意識のなかでそんなことを考えてしまったのでした。<br />
そして、とくに弱っているときにこそ、お茶や食べ物は気取らない「いつもの」ものがいいなぁと思ったのです。<br />
皆さんも時節柄、体調には気をつけてくださいね。</p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>茶を一服</dc:subject>
    <dc:date>2008-11-04T12:00:18+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://blog.tanseido.net/?eid=743446">
    <link>http://blog.tanseido.net/?eid=743446</link>
    <title>青霞会第31回砂丘俳画展のご案内</title>
    <description>俳画家・赤松柳史の流れを汲む青霞会の第31回砂丘俳画展が、以下の日程で開催されます。青霞会第31回「砂丘俳画展」
会期：平成20年11月7日（金）〜11月9日（日）
開館時間：10:00〜17:00（ただし、最終日は16:00まで）
会場：大阪美術倶楽部
所在地：大阪市中央区今...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p>俳画家・赤松柳史の流れを汲む青霞会の第31回砂丘俳画展が、以下の日程で開催されます。</p><p>青霞会第31回<strong>「砂丘俳画展」</strong><br />
会期：平成20年11月7日（金）〜11月9日（日）<br />
開館時間：10:00〜17:00（ただし、最終日は16:00まで）<br />
会場：<a href="http://www.daibi.jp/" title="大阪美術倶楽部のホームページに移動します">大阪美術倶楽部</a><br />
所在地：大阪市中央区今橋2-4-5<br />
電話番号：06-6231-9626</p><p>なお、今展覧会は、長年にわたり指導された森田青霞先生追悼の意味合いもあります。<br />
お誘い合わせの上、ご覧になってみてはいかがでしょうか？</p><p>※詳細は、会場までお問い合わせください。</p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>展覧会</dc:subject>
    <dc:date>2008-11-01T11:08:47+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.tanseido.net/?eid=763527">
    <link>http://blog.tanseido.net/?eid=763527</link>
    <title>古典の日</title>
    <description>1008（寛弘5）年11月1日の紫式部の日記に「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」（失礼ですが、この辺りに若紫さんはいらっしゃいませんか）との記述があったことから、2008年11月1日は源氏物語千年紀とされています。
この記念すべき日に合わせて、11月1日を「古典...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p>1008（寛弘5）年11月1日の紫式部の日記に「あなかしこ、このわたりに<strong>若紫</strong>やさぶらふ」（失礼ですが、この辺りに若紫さんはいらっしゃいませんか）との記述があったことから、2008年11月1日は<a href="http://www.2008genji.jp/">源氏物語千年紀</a>とされています。<br />
この記念すべき日に合わせて、11月1日を「<strong>古典の日</strong>」として宣言することになっています。</p><p>海外でも知名度が高い源氏物語は確かに日本を代表する優れた古典文学ですが、源氏物語だけが日本の古典文学のすべてでないことは言うまでもありません。<br />
（む）がちょっと思いつくところを挙げてみても、「枕草子」「更級日記」「竹取物語」「徒然草」「平家物語」などがあります。<br />
原文は日常使用する言葉とはだいぶかけ離れているので敬遠されがちですが、まずは現代語訳から入り徐々に親しんでいけばそれほど難しいものではないと思います。<br />
ちなみに（む）は、以前にNHKで放送されていた「まんがで読む古典」という番組を見てから抵抗がなくなりました。</p><p>たとえば「更級日記」は、菅原孝標女（すがわらのたかすえのむすめ）という本名すら知られていない女性の日記ですが、読んでみると内容はわりあい庶民的で、今も昔も変わらない一人の女性の姿を垣間見ることができます。<br />
特に彼女が源氏物語の世界に憧れていた少女期などは、ほほえましくすら感じられたものです。<br />
そして、なぜかモンゴメリの「赤毛のアン」を連想せずにはいられませんでした。</p><p>（む）は日本語しかわかりませんので、当然「赤毛のアン」は現代日本語訳版を読んで楽しんだのですが、古典文学を現代語訳版で読むのもこれと同じことだと思います。<br />
古文を勉強するのでなければ、現代語訳版で楽しむのは少しもおかしくないのではないでしょうか。<br />
モンゴメリは英語を勉強するための教本として「赤毛のアン」を執筆したのではないでしょうし、菅原孝標女（「まんがで読む古典」流にいえば、更ちゃん）もやはり古典を勉強するための教本として執筆したのではないと思うのです。</p><p>学校の授業でしか古文を読んだことがない…という方は少なくないと思いますが、この機会に源氏物語以外の他の古典文学も読んでみてはいかがでしょうか？<br />
素直に物語を楽しむ、そのきっかけが「古典の日」であれば…。<br />
そうあってほしいと思います。</p><p><span style="font-size:85%;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>茶を一服</dc:subject>
    <dc:date>2008-10-29T12:02:22+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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    <title>国立国会図書館の利用のススメ</title>
    <description>国立国会図書館というとなにやら大層というか敷居が高いというか、利用したことのある人はあまりいないのではないかと思います。
かく言う（む）もやはりそうで、名前は知っているものの利用したことはありませんでした。ところが、国立国会図書館のホームページでいろい...</description>
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<p><strong><a href="http://www.ndl.go.jp/">国立国会図書館</a></strong>というとなにやら大層というか敷居が高いというか、利用したことのある人はあまりいないのではないかと思います。<br />
かく言う（む）もやはりそうで、名前は知っているものの利用したことはありませんでした。</p><p>ところが、国立国会図書館のホームページでいろいろなサービスを提供していることを知ったので、ちょっと利用してみました。<br />
「<a href="http://rarebook.ndl.go.jp/">貴重書画像データベース</a>」というもので試しに「鶉」（うずら）を検索してみると、幸野楳嶺（こうの ばいれい）や正岡子規が描いた鶉の絵を観ることができました。<br />
また、「<a href="http://kindai.ndl.go.jp/index.html">近代デジタルライブラリー</a>」というもので「水引」を検索してみると「小笠原流折形と水引の結び方」という本が見つかり、水引の種類や具体的な結び方を知ることができました。<br />
このほか、「電子展示会」には「60周年記念貴重書展」「蔵書印の世界」「世界の中のニッポン」など、気楽に楽しめるページがたくさんあります。</p><p>実際に国立国会図書館に出向いて利用するのは、さまざまな制約や手続きがあり気楽にとはいきませんが、インターネットなら暇つぶし感覚でも利用できるので意外にお勧めです。<br />
一度ご利用してみてはいかがでしょうか？</p><p><span style="font-size:small;">（執筆：む）</span></p><br />

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    <dc:subject>茶を一服</dc:subject>
    <dc:date>2008-10-24T16:51:56+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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  <item rdf:about="http://blog.tanseido.net/?eid=753837">
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    <title>鳥の歌</title>
    <description>朝、チュンチュンという雀の鳴き声に起こされたり、公園を散歩中、ふいにさえずる鳥の声に耳を傾けた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
「花鳥風月」といわれるように、鳥は美しく風流なものの代表格の一つですが、その姿のみならずバラエティに富んださえずりも...</description>
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<p>朝、チュンチュンという雀の鳴き声に起こされたり、公園を散歩中、ふいにさえずる鳥の声に耳を傾けた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。<br />
「花鳥風月」といわれるように、鳥は美しく風流なものの代表格の一つですが、その姿のみならずバラエティに富んださえずりもまた鳥の美しさ。<br />
幾羽かの鳥が思うがままにさえずる様は、さながら鳥の演奏会のようです。</p><object width="300" height="243"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/avvmc3klWlg&hl=ja&fs=1"　/><param name="wmode" value="transparent"　/><embed src="http://www.youtube.com/v/avvmc3klWlg&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="300" height="243"　/><br />
<a href="http://jp.youtube.com/watch?v=avvmc3klWlg">「鳥の鳴き声（YouTube）」</a><br />
※再生時の音量にご注意下さい<br />
</object><br />
<p>ヨーロッパでは積極的に鳥のさえずりを楽譜に書き留め、本当に音楽にしてしまった歴史があります。<br />
最も古いかどうかはわかりませんが、ジャヌカン（Cl&eacute;ment Janequin, 1480頃 - 1558）という人は「鳥の歌」という曲のなかで早くも歌い手に鳥の鳴き真似をさせていますし、この「鳥の歌」に聴かれる「クックー」というカッコウの鳴き声のほか、「カッコウ、カッコウ、静かに」の出だしで知られる童謡「カッコウ（ドイツ民謡）」、楽器ではヨハン・シュトラウス2世（Johann Strau&szlig; &#8545;, 1825 - 1899）のワルツ「ウィーンの森の物語」、マーラー（Gustav Mahler, 1860 - 1911）の交響曲の幾つかにも鳥の鳴き声が登場します。</p><p><img src="images/297.jpg" width="300" height="153" alt="マーラー交響曲第1番の第1楽章の30小節目（クラリネット部分）" class="pict" /><br />
マーラーの交響曲第1番にある「鳥の声」の表現（第1楽章30小節目のクラリネット部分、Der Ruf eines Kukkuk nachzuahmen. で「カッコウの鳴き声を真似る」ように指示している）。</p><p>このように、西洋音楽史では鳥の鳴き声が模されるというのはそれほど珍しいとは言えないと思うのですが、更に徹底した人がいるのです。<br />
<strong>オリヴィエ・メシアン</strong>（Olivier-Eug&egrave;ne-Prosper-Charles Messiaen, 1908 - 1992）、という作曲家がそうです。<br />
単に鳥好きな人なのか、鳥の鳴き声に何かの音楽的魅力を感じたのかわかりませんが、彼は「鳥のカタログ」や「異国の鳥たち」、「鳥たちの目覚め」、「鳥たちの小スケッチ」、「ステンドグラスと鳥たち」という題名の曲を書き残しました。</p><p>また、1962年に来日した際には軽井沢で実際にさえずられた鳥の歌を楽譜に書き取り、「軽井沢の鳥たち」という曲に仕上げました。<br />
（鳥の歌を楽譜に書き取ったときの様子は、「<a href="http://www11.ocn.ne.jp/~messiaen/">オリヴィエ・メシアンに注ぐまなざし</a>」の「<a href="http://www11.ocn.ne.jp/~messiaen/karuizawa.html">軽井沢でのメシアン</a>」に詳しく書かれています）<br />
メシアンはこの曲のほか、奈良や山中湖、宮島といった場所や、耳にした雅楽の印象をやはり曲にし、これらを「7つの俳諧（ピアノ独奏と小オーケストラのための日本の素描）」（Sept Ha&iuml;ka&iuml;, Esquisses japonaises pour piano solo et petit orchestre）という作品にまとめました。</p><p>意外にというべきか、必然的にというべきか、メシアンは親日家であったそうです。<br />
もしかしたら、彼は生粋のフランス人でありながら、鳥に自然の美を見いだす日本人的な感性をもっていたのかもしれません。<br />
鳥の歌をとおして日本の美とフランス音楽が出会ったとしたら…不思議な感じがします。</p><p>折しも、今年2008年はメシアンの生誕100周年に当たります。<br />
もしも機会があったら、メシアンの音楽と鳥の歌に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。</p><p><spanstyle="font-size:small;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>茶を一服</dc:subject>
    <dc:date>2008-10-18T19:16:17+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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    <title>第60回正倉院展のご案内</title>
    <description>世界遺産・正倉院に伝わる宝物を公開する恒例の正倉院展が、今年も10月25日（土）より奈良国立博物館で開かれます。
今年の正倉院展には、椰子実（やしのみ）など多岐にわたる計69件が公開されます。公開される主な宝物：紫檀木画双六局（したんもくがのすごろくきょく）...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<p><img src="images/296.jpg" width="225" height="495" alt="第60回正倉院展チケット" class="pict" /></p><p>世界遺産・正倉院に伝わる宝物を公開する恒例の正倉院展が、今年も10月25日（土）より<a href="http://www.narahaku.go.jp/" title="奈良国立博物館のホームページに移動します">奈良国立博物館</a>で開かれます。<br />
今年の正倉院展には、椰子実（やしのみ）など多岐にわたる計69件が公開されます。</p><p>公開される主な宝物：紫檀木画双六局（したんもくがのすごろくきょく）、白瑠璃碗（はくるりのわん）、平螺鈿背八角鏡（へいらでんはいのはっかくきょう）</p><p>また、会期中は野点（のだて）のお茶会や音燈華（おんとうげ）など、さまざまなイベントも開催されます（開催日にご注意下さい）。<br />
お時間のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか？</p><p>第60回<strong>正倉院展</strong><br />
会期：平成19年10月25日（土）〜11月10日（月）<br />
開館時間：9:00〜18:00、金・土・日曜日・祝日は19:00まで（入場は閉館30分前まで）<br />
会場：<a href="http://www.narahaku.go.jp/">奈良国立博物館</a><br />
所在地：奈良県奈良市登大路町50（奈良公園内）<br />
電話番号：0742-22-7771</p><p>※詳細は、会場までお問い合わせください。</p><p><span style="font-size:small;">（執筆：む）</span></p>
]]></content:encoded>
    <dc:subject>展覧会</dc:subject>
    <dc:date>2008-10-11T11:45:06+09:00</dc:date>
    <dc:creator>丹青堂スタッフ</dc:creator>
    <dc:rights>丹青堂スタッフ</dc:rights>
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    <title>第66回有秋会日本画展のご案内</title>
    <description>爽やかな初秋、美術シーズンの魁として第66回「有秋会日本画展」が、以下の日程で開催されます。
お時間のある方は、お誘い合わせのうえ、ご覧になってみてはいかがでしょうか？第66回「有秋会日本画展」
会期：平成20年10月15日（水）〜10月19日（日）
開館時間：9:30...</description>
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<p>爽やかな初秋、美術シーズンの魁として第66回「有秋会日本画展」が、以下の日程で開催されます。<br />
お時間のある方は、お誘い合わせのうえ、ご覧になってみてはいかがでしょうか？</p><p>第66回<strong>「有秋会日本画展」</strong><br />
会期：平成20年10月15日（水）〜10月19日（日）<br />
開館時間：9:30〜16:30<br />
会場：<a href="http://osaka-art.info-museum.net/" title="大阪市立美術館のホームページに移動します">大阪市立美術館地下展覧会室</a>（天王寺公園内）<br />
所在地：大阪市天王寺区茶臼山町1-82<br />
電話番号：06-6771-4874</p><p>※美術館には駐車場がありませんので、天王寺公園地下駐車場をご使用ください。（有料）</p><p>※会期中は本館1階・2階で常設展として、円山応挙（まるやま おうきょ）や伊藤若冲（いとう じゃくちゅう）、池大雅（いけ たいが）、浦上玉堂（うらがみ ぎょくどう）、その他近代日本画作品が展示されます。</p><p>詳細は、会場までお問い合わせください。</p><p><span style="font-size:small;">（執筆：む）</span></p>
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    <dc:subject>展覧会</dc:subject>
    <dc:date>2008-10-06T16:30:51+09:00</dc:date>
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