2泊3日で東京に旅行に行ってきたので、その様子を書いてみたいと思います。
1日目は、以前から一度見学したいと思っていた得応軒本店(東京・神田)を訪ねました。
得応軒は日本画筆で有名な老舗で、ほかに岩絵具などの販売もされてます。


得応軒とは丹青堂創業以来のお付き合いですので、随分と長くお世話になっていることになります。
日本画筆の製造メーカーは数あれど、得応軒の筆でないと納得できないというお客様も非常に多く、やはり老舗としての信頼と日本画筆に対するたゆまぬ研究がいつまでも愛用される秘密でしょう。
また、こちらには「長流(ちょうりゅう)」という有名な筆があります。
この筆は「付立(つけたて・附立)筆」といって、日本画・水墨画・俳画などに使われ、骨(こつ・輪郭線のこと)を使わずに絵具や墨を含ませ、筆勢にのせて描くための筆です。
穂は上質の羊毛・馬毛・鹿毛などの兼毫で、最高の職人様たちが丹精こめて作りあげた逸品です。
長流のほかに、則妙(そくみょう)筆・削用(さくよう)筆・連筆(れんぴつ)・面相(めんそう)筆などもあり、どれも日本画・水墨画など、一流の先生方の推薦品ばかりです。

ちょうど得応軒のご主人様が店頭におられ、昔話や筆のことをお聞きすることができました。
また、珍しい筆やコレクションの品々を拝見させていただきました。

尺幅塗刷毛

20連筆と丸形塗刷毛

連筆の数々

天平筆

黒山馬筆と赤山馬筆

竹筆

鶏血石(篆刻用印材)
(執筆:街角絵夢)